Impressions
英国イングランドのメロディアス・ハード・ロック・バンドTENの通算15作目。
このところ目立っていた叙事詩的な大仰さやケルティックな風合い、そしてモダンな感触を極力控え、シンプルにメロディアス・ハードとしての楽曲の良さを追求。デビュー以来現在まで変わらずバンドの魅力の軸となってきた「哀愁のメロディ」に焦点を絞った、近作では最もTENらしさが溢れる一作となった。
DEZPERADOZ、HARTMANN、SINNER、VOODOO CIRCLEなどで活躍するドイツ人ドラマーMarkus Kullmannのナイスなリズムワークの心地好さも好印象。
満足度 : 80%