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SERAPHIM (六翼天使) / The Equal Spirit (平等精靈) (2002)

投稿日: 2002/10/20

台湾産新進ソプラノ・メタル・バンド SERAPHIM の 2nd アルバムで、これは中国語盤の方。英語圏以外のバンドで英語盤と両方出てる場合は、ほぼ例外なく母国語盤をセレクトしちゃうなぁ。
Studio Fredman そして Finnvox Studios という一流どころを使用した成果の現れか、デビュー作 "The Soul that Never Dies (不死魂)" を耳にした時にプレイ/音質双方に感じた物凄いチープさが殆ど感じられなくなってるのに、まずは超ビックリ。
ちょいとプログレッシヴでもある正統メタルに Pay (李佩穎) 嬢の麗しき萌え萌えソプラノの優雅な響きが舞うその様子は、否応なく NIGHTWISH の名を思い起こさせるが、そこにベーシスト Jax (葉啓中) が吐き出す喚き系デス・ヴォイスが持ち込んだダークな暗黒系の趣、Kessier (許世晃) & Evil Dan (張丹誠) のコンビが紡ぐテクニカルな様式ツイン・ギターによるスリリングな様式色、そしてドラマー Simon (林劭民) の多少バタバタしながらも弾けるようなハード・ヒットがエンジンとなって疾走する欧州メロディック・スピード・メタル風味を存分に注ぎ込んだサウンドは、すでに SERAPHIM 独特の香りを感じるほどの完成度。
IN FLAMES 風味が美味しい #2 "Think this World (思世間)"、ニャァ~・・・ニャァ~・・・ってなニャンコ・ヴォイス(本物)が猫好きにはたまらない(笑)#4 "Song of Death (死之歌)"、美旋律で猛速な疾走を見せる #5 "My Heart is Dying (我心已死生)"、#7 "Last Memory (最終的回憶)"、EDGUY meets NIGHTWISH な #6 "Vanishing Destruction (幻滅?破滅?)"、即効性の高い煽情メロッディック・デスな #9 "Occupied (?據)"、そして9分33秒に及ぶ大作であるタイトル・トラック #11 "The Equal Spirit (平等精靈)"・・・と、楽曲的にも聴き応えのある出来の良いものがズラっと並んでいる。ま、現時点では、ムードは満点ながらやや決め手に欠けるって印象もあるんだけどね。
それでも、メロディや展開の端々に悶々とした耽美な潤いを感じ取っては、ついつい顔がニンヤリしちゃうのよねー。マジで「アジアの星」ッス。

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