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DARK MOOR / The Gates of Oblivion (2002)

投稿日: 2002/03/20

作を重ねる毎に成長著しいスパニッシュ XaMetal バンド DARK MOOR の 3rd アルバム。
HELLOWEEN 型の明快なメロディック・スピード・メタルをベースに壮麗なオーケストレーションとネオ=クラシカルな味わいのギター・ワークを施した劇的なシンフォニック・メタルは本作でも健在で、さらに XaMetal 先頭集団を走るバンド群の一員として認知されつつあるだけの貫禄をも備えつつあるのがひしひしと感じ取れる。
本作で特徴的なのは、愁いに満ちたメロディを歌い上げる DARK MOOR の最大の魅力である Elisa C. Martin 嬢(やっぱ嬢だろ!)の歌唱が前作以上に表情豊かになっている点。予想以上に高い音域まで無理なく伸びる男性顔負けの堂々たる勇壮なメタル歌唱は、スパニッシュらしいエスニックな節回しを端々に僅かに潜在意識レベルで忍び込ませながら、さらなる微妙な緩急の妙に満ちているのがイイ感じ。そして何といっても、前作とは比較にならぬほど女性らしさを増していることが嬉しいぢゃあーりませんか! バラード "Your Symphony" での画期的にプリチーな萌え萌えファルセットな歌声、本編ラストを飾る11分超のクラシカルな大曲 "Dies Irae (Amadeus)" でのソプラノ歌唱なんかはまさに新機軸だなー。
あえて言うならば、オレにとって DARK MOOR のもう一つの魅力だった「北欧様式美の悶々とした叙情」と言う観点においてはちょいとだけ後退しているかな・・・つー感じだけど、ジャーマン・メタル的殺傷力の高さが光る "A New World"STRATOVARIUS 風味のマイルドなキャッチーさが美味しい "Starsmaker (Elbereth)"、イントロから瞬殺のまさに彼らの十八番な "The Night of the Age"、そしてまるで RHAPSODY な(苦笑)"A Truth for Me" を始めとする上述した Elisa 嬢の新たな魅力がたっぷりと堪能できる悶絶チューンズの前には、そんな戯言は意味ナイッス。(苦笑)
ちなみに、前作のボーナス・トラック "The Fall of Melnibone" もオマケ以上の出来だったけど、本作収録のボーナス・トラック "Mystery of Goddess" も同様にイケてる!

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