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VINNIE MOORE / The Maze (1999)

投稿日: 1999/05/20

Tony MacAlpine, Joey Tafolla, David T.chastain(今思えば彼だけ全然違うな/苦笑)らと共にネオ=クラシカル四天王と奉られていたころから、それらの中でもこの Vinnie Moore がダントツ一番好きだった。何といっても "Soldier of the Night" / VICIOUS RUMORS での鬼気迫るスピードプレイはもちろんの事、とにもかくにもソロ・デビュー作 "Mind's Eye" には言葉も無く圧倒されたからね。続く2nd "Time Odessay" もしかり。

Vinnie Moore の魅力は、超ファストプレイを一糸乱さず決めるその超絶なテクニックをもって、細かなニュアンスまで計算され尽くしたバロック/クラシックとジャズ/フージョンが融合したような独自のフレーズを、あくまで前線から一歩退いたような淡々と浮遊する丁寧さで綴りながらも、アドリブでは熱く燃え盛る火の玉のような激情プレイを惜しげもなく見せつけるといったコントラストの妙だろう。

残念ながら近々の2作、"Meltdown", "Outof Nowhere" ではそれまでとは少々異なった、泣き/哀愁が少ないアプローチのフレージング主体でイマイチのめり込めなかったが、約3年振りの久々のニューアルバムとなる本作では、嬉しいことに初期の魅力が復活しているぢゃあ~りませんか!

いきなりのネオ=クラシカルなフレージングに笑顔を隠し切れないオープニングの "The Maze" を始め彼がかつて得意としていたバロック調フレーズを生かした曲はもちろん、スパニッシュな情熱を打ち出したり(これがまた美味しい!)、彼独特の穏やかに流れ行く荒涼感(コレもとっても心地良くて好きなのだ!)漂う曲も存分に堪能できる好盤だ。

ちなみにキーボードは前出の四天王の一人、Tony MacAlpine が弾いてたりします。(99/05/13)

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