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WUTHERING HEIGHTS / The Shadow Cabinet (2006)

投稿日: 2006/10/20

前作 "Far from the Madding Crowd" での凄まじい化けっぷりにはド肝を抜かれたデンマーク人ギタリスト Erik Ravn 率いる北欧多国籍シンフォニック・メタル・バンド WUTHERING HEIGHTS だが、この4thアルバムもその濃密な爆裂っぷりが見事に継承された素ン晴らしい一枚となっていて嬉しい限り。

ケルティックな美旋律を軸に強引かつ目まぐるしい展開を繰り返す重厚なプログレッシヴ・パワー・メタルはまるで秘術に輝く魔宮のような入り組んだ造りながら、張り巡らされた伏線とそれに対する絶妙な提示の見事な噛み合いっぷりにシンガロング&ヘッドバングを誘われまくる、意外にも理に適った展開美がとにかく見事。

本作では、そんな展開要素の一つとして新たに DRAGONFORCE ばりの疾走感も融合。シンガー Nils Patrik Johansson (ASTRAL DOORS) が「こいつ絶対馬鹿だろ」と褒めたくなる程のチョー暑苦しい絶唱で綴るキャッチーなメロディ・ワークにリードされるうちに、突如爆走パートに雪崩れ込んでいく際の極限のカタルシスは、絶品の一言だ。

新ギタリスト Martin Arendal (MANTICORA) のテクニカルなプレイもなかなかイイ感じ。前任の Henrik Flyman (EVIL MASQUERADE, ex-MOAHNI MOAHNA) みたいな「押しの強い個性派」ではないけど、Nils Patrik Johansson の歌唱が前作より仰々しくなってる分、バランス的にはちょうど良いかと。
 (Oct, 26, 2006)

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