Impressions
MICHAEL SCHENKER GROUP / The Unforgiven (1999)
投稿日: 1999/03/20
元「神」、Micheal Schenker が久々に MICHAEL SCHENKER GROUP 名義でリリースしたチョットだけ期待の新作は・・・やっぱ全然駄目でした。(涙)
今回のシンガー Kelly Keeling (ex. BATON ROUGE, BLUE MURDER, JOHN NORUM) の David Coverdale っぽい唱法をフューチュアしたシンプルでブルージーな骨太 HR は、節々に Micheal Schenker ならではの泣きフレーズも聴かれて、一聴するに「おっ!」と思うが、残念ながらそれ以上の印象を受けるには至らなかった。
なんせ曲が魅力に乏しい。アレンジは全ぇ~ん然練り込まれていないし、メロディラインも印象に残らない。スカスカのサウンドプロダクションも、いかにも安直に録られたことを示唆しているし・・・。
全般に顔を出している彼独特のギタープレイだけを採ってみれば、相変わらず「神」のレベルにあるだけに、このレベルの楽曲ではもどかしさだけが募ってしまうな。残念。(99/03/31)
満足度 : 63%