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BLACKMORE'S NIGHT / Under a Violet Moon (1999)

投稿日: 1999/05/20

いや~癒されるぅ。
御大 Ritchie Blackmore の新章である BLACKMORE'S NIGHT 待望の新作は、やはり期待を裏切ることのない素晴らしい出来栄え。(嬉)
前作同様のジプシー風アコースティック・ミュージックだが、今回はよりクラシカルかつ牧歌的なアプローチで統一されていて、前作以上に中世の風景が目の前に迫ってくるような非常に映像的な嬉しい仕上がりだ。
所々に聞き覚えのあるメロディやアレンジを散りばめながら、終始優美に、暖かく、そして悲壮感さえも漂う哀愁を発散する楽曲は、今回、初期 RAINBOW に通じる大仰で中世的なクラシカルな方向性を見せている。
初来日公演ですでに演奏していた印象的な "Under a violet moon"、クラシカルで軽やかな哀愁舞踏曲 "Morning star"、まさに「北イタリアの山間に沈む夕日」が目に浮かぶ涙のインストゥルメンタル "Beyond the suset"、その名のとおりスパニッシュな情熱が魂を高揚させる "Spanish nights (I remember it well)"、牧歌的ながら哀しみ漂うワルツ "Fool's gold"、バッハをモチーフにしたイントロから郷愁に満ちた素晴らしいヴォーカルメロディに酔いしれる "Now and then"、そして RAINBOW 初期のウルトラ名曲 "Self portrait" の素晴らしいバージョンでの再演・・・と、聴き所を挙げればきりがない名曲揃い。
その随所で大胆にフィーチュアされたバロック調のクラシカルなパッセージをはじめ、ピッキングやスライド、プリング/ハマリングに漂いまくる彼独特の指使いのクセ・・・いわゆる「Ritchie Blackmore 節」に、我々「ブラックモアズ・チルドレン」は狂喜乱舞せざるを得ないだろう!
そして本当の主役 Candice Night も驚くほどの実力派ではないが、その実直な歌声は、ほのぼのとしつつも哀愁溢れる清楚なメロディを上手く表現している。イメージ的にも「美女」ってのは強いしね。(笑)
しかし良いわ。聴けば一瞬でも日々の忙しさや悩みから開放してくれる、メランコリック・ヒーリング・ミュージックの傑作。といいつつ、リラックスしつつも何気に高揚してしまうがね。(苦笑)

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