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RAINTIME / Flies & Lies (2007)

投稿日: 2007/06/20

イタリア産メロディック・デス・メタル・バンド RAINTIME の2ndアルバム。

清濁混声のハイブリッドな高機能メタルは即座に SOILWORK の名を思い起こさせるものだが、シャープな重厚リフの刻み一つ一つがメタルコア出自のそれではなく完全にヘヴィ・メタルの美意識に包まれた感触なのが素晴らしい。 そういう意味では久々の「本当の意味での超 SOILWORK タイプ」って感じ。

フューチャリスティックなだけではなくドラマティックな方向にもしっかりと作用する哀愁のキーボード・ワークとソリスト的な主張を嬉しく発散するテクニカルな叙情ギター・ワークの知的な佇まい、そして Claudio Coassin (vo) の北欧メロディック・メタルなクリーン・ヴォイスが EVERGRAYMERCENARY に通じるプログレッシヴな味わいを生んでいるのも面白い。

オープニングのインパクトとしては充分なカッコよさに満ちた激情のタイトル・チューン #1 “Flies & Lies”、メロハーかよ!(笑) ってな哀愁のメロウ・メタル #5 “Finally Me”Lars F. Larsen (vo/MANTICORA) をゲストに迎えた正調パワー・メタル #9 “Another Transition” そして欧州のロマンテチシズムに溢れる哀しくも美しい流れを見せる #10 “Burning Doll”#11 “Matrioska” など、バラエティに富んだ曲調をバランス良く並べるセンスも◎。 うん、いいバンドだ。

 (May, 28, 2007)

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満足度 : 86
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