フィンランド産の、このちょいとプログレッシヴなメロディック・ハードロック・バンド MYON、張りのあるハイトーンヴォーカルがフックあるサビを熱唱し、泣きのハーモニーギターと80年代初頭を連想させるキラキラキーボードが適材適所に収まった溌剌としながらも哀愁に満ちたコンパクトな佳曲揃いで、その印象からズバリ「北欧の SHY ！」と呼ばせて頂きましょう。後期 JOSHUA やブラジルの SYMBOLS にも共通点を感じるけどね。
後半ややダレるけど、前半の充実振りだけで OK でしょ。イイ曲多いわ。
ちなみに本作は97年の作品を99年に NOISE から出し直したもの。NOISE の名に恥じぬメジャー級の出来ッス。まだ活動してるといいけど。（祈）