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THROES OF DAWN / Quicksilver Clouds (2004)

投稿日: 2005/05/20

スウェーデンのメロディック・ゴシック=デス・メタル・バンド THROES OF DAWN の 4th アルバム。

多くのゴシック・メタラーが2004年度を語る際に本作の名を挙げているのを見聞きし、今更ながらに焦って GET してみたら・・・なーるほど、コリャ確かにイイわ。

4年前の前作 “Binding of the Spirit” は耽美ゴシックをベースにしながらもメロディック・デス/ブラック風味の攻撃性が印象的だったけれども(それはそれで良かったけどね)、本作ではその風合いを適度に残しつつ哀しき泣き系ゴシック・メタルとしての荒涼たる空気感がしっかりと全編を支配しているのがさらに美味しい。

禍々しいブラック喚き声とダイナミックにドライブするメタル・ドラミングが生むエクストリームなエネルギーをエッセンスに、のほほんとしたダル系普通声とアトモスフェリックな壮麗キーボードが空間に振り撒く瑞々しい暗黒清涼感(謎)が、ダークな透明感の中で自然体のロック・ヴァイヴを揺らすサウンドが狙う雰囲気としては、近作の AMORPHIS の線に近いと言えるかも知れないな。

Juha Ylikoski (g/ex-ROTTEN SOUND) による David Gilmour (PINK FLOYD) ばりの浮遊ギター・ワークも素晴らしく、耽美なドゥーム・グルーヴに満ちた #1 “Vertigo”, #5 “Quicksilver Clouds”, #6 “Hyperion” あたりは、夜更けの酒の肴にマジピッタリよ。

 (May 21, 2005)

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