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THE AERIUM / Song for the Dead King (2004)

投稿日: 2005/02/20

ロシアから登場したシンフォニック・ゴシック・メタル・バンド THE AERIUM が、ギリシャの Black Lotus からリリースしたデビュー・アルバム。

随分と若そうな5人組が奏でる、ストリングス系キーボードで壮麗なシンフォニック・アレンジを施した本格的なフィメール耽美ゴシック・メタルは、一聴して紅一点のソプラノ・シンガー Veronica Sevostjanova タン の美声がこの目をクワッ!と見開かせる。

そのふくよかに広がるクラシカルなオペラティック・ソプラノのクリアな響きはマジで衝撃的レベルで、フィメール・ゴシック多かれどここまで本格的に歌える人にはなかなかお目にかかれないのでは?…と思うほどの逸材っぷり。

・・・が、そんな Veronica タン の素晴らしさと反比例するように、他の要素が超ショボい。。。(泣) 基本は王道シンフォ・ゴシックながら、時にドラマーがブラストをカマシちゃうほどにヘヴィ・メタル度も高い音像は EPICA のスタイルに近いとは言えるんだけど、その楽曲がイマイチアイデア不足の類型的なもので、耳を惹く良質なメロディを頻発させつつも決定的なカタルシスを得るには至らないのが非常にもどかしい・・・。 しかもプロダクションが一昔・・・いや二昔前のチープさだっちゅーんで余計に辛いわな。

メンバーそれぞれのプレイ自体は決して悪くないし、そこかしこで発散されるロシアというお国柄ならではのある種の気高さに包まれたクラシカルなロマンが振り撒かれる様はカナーリ魅力的なので、これで見放すことなく今後も成長に期待しながらその動向をヲチり続けて行きたい所存デス。

 (Feb. 19, 2005)

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