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ANGRA / Angels Cry (1993)

ブラジルの使者 VIPERの “Theatre of Fate” には、「HELLOWEEN のコピーじゃん」と切り捨ててしまうには惜しい「濃密なプログレ魂」が息衝いていた。それは夜な夜な “Theatre of Fate” を聴いては、フルートの音色に「あ~ぁ・・これだよなぁ・・」と呟く日々。

その VIPER からクラシックの学習をするために脱退したシンガーの Andre Matos が、NEWバンド ANGRA を率いてメタル最前線に戻って発表したのが本作 “Angels Cry” だ。

とにかく王道であるクラシカルなイントロ “Unfinished Allegro” に続く、超弩級クラシカル疾走ナンバー “Carry On” がスタートした瞬間に失禁である。じゃー ぶりっ びちびち ぷー。

大仰なストリングス・アレンジ、Kiko Loureiro の完璧なテクニックのネオ=クラシカル・ギター、 Andre Matos の表現力に長けたヴォーカル、Luis Mariutti と Ricardo Confessori のコンビが生み出す安定しつつも疾走するリズム、そして・・・「良い曲」! パワーメタルと甘ったるいプログレとの理想的な融合を示したこの名盤には、賛辞の言葉が思い付かない。

続く2nd、”Holy Land” はインパクトは稀薄なものの、すそ野を広げた作風に肩肘を張らずに長ぁ~く楽しめそうな好盤。

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