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NEVERMORE / Enemies of Reality (2003)

投稿日: 2003/08/20

米国は Seattle をベースとする先鋭ダーク・メタル・バンド NEVERMORE の 5th アルバム。

低音部で蠢く難易度の高いテクニカル・リフとそれに追随する恐るべき手数のリズム隊が怒涛のアグレッションをハイ・テンションに綴る激烈な音の壁は、宗教的なグルーヴ感をそこはかとなく漂わせながら「ブルータル」という表現すら似合うほどにウルトラ激烈。

シンガー Warrel Dane が正統歌唱で載せる長閑なメロディは正直即効性の少ない煮え切らないものなんだけど、それが逆に混沌としたケイオス感を増すというプラス方向に作用した独特の空気感がこの NEVERMORE の魅力よね。

サイコティックにトリップする圧迫感の中で、#4 “Tomorrow Turned into Yesterday”, #7 “Who Decides” という2曲のメロウ・サイドを司るアコースティック風味の秀曲が心地良い解放感を誘うバランスの良さも特筆すべき。

で、本作で何が嬉しいかっちゅーと、やっぱこれまでになくフィーチュアされた Jeff Loomis のギターっしょ! オープニングを飾るエキサイティングなタイトル・トラック #1 “Enemies of Reality” で最初のヴァースが終ったところで早くも聴けるクラシカルなメロディック・ブリッジに、一発でノック・ダウンッスわ。その後も全編に亘ってこれでもかと鬼のように弾き倒す様には、マジ感動すら覚えたね。タッチのスタイルとしては Steve Smyth (TESTAMENT, DRAGONLORD) に近いかな? とくかく好みのタイプのプレイだわ。(^^)

ちなみに、今回購入したのは DVD と2枚組のブラック・ケース入り限定版。Wacken の後に立ち寄ったケルンの CD 屋で16.99ユーロ。 (Aug. 10, 2003)

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