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GALLOGLASS / Legends from Now and Nevermore (2003)

投稿日: 2003/03/20

昨年発見して以来リリースを心待ちにしていたジャーマン・メロディック・メタル・バンド GALLOGLASS の期待のデビュー作 from LMP。

フルート/ヴァイオリン/チェロ/女声/クワイアが随所で悶絶なエピック風味を醸し出す XaMetalic な皮を被ってはいるものの、その骨格から感じ取れる感触は純正ジャーマン・メタルに極めて近い実直なもので、シンガー Carsten Frank の表現に長けた明快な歌唱が Olaf Hayer にやや似ていることもあってか Luca Turilli の 1st ソロ “King of the Nordic Twilight” あたりに通じる手触り。

幻想的に幕を開けるドラマティック疾走チューン #1 “Dragons Revenge” から歌と楽器群が一段となって印象的なメロディを疾走させる #2 “Ancient Times” という冒頭の疾走2連発、リード・ヴァイオリンの切なさが胸に迫るミドル・チューン #3 “A Wintertale”NOCTURNAL RITES を想起させる重量感に満ちた疾走を聴かせるタイトル・トラック #5 “Legends from Now and Nevermore”、頭打ち疾走がイヤでもへドバンを誘発する #7 “Eye to Eye”、フォークロアなアコースティック・チューン #9 “The Quest”、メランコリーの超速な疾走がラストを飾る #10 “The Last Stand”・・・と、疾走をカナリ多用しつつもしっかりと地に足を着けた Olaf Reitmeier の手による完成度の高いサウンドは、どの曲にもライヴで合唱を誘いそうな明快な歌メロが存在するのがイイわ。プロダクションの作りが細部に亘って非常に丁寧なのも、聴いてて気持ちイイー。

あえて難を言うならば、各人のプレイそのものは高い次元で安定こそしているものの、タッチやフィーリングというレベルではイマイチ面白みに欠けているんで、フレージングに込められた感情からエキサイトメントを得るという悦びが期待できない・・・ってことかな。実はこれって、オレ的には結構大きなウェイトを占めてたりするんだけど。(汗)

ちなみに、オフィシャル・サイトの本作のトラックリストのラストに「“The Assembly” (Bonus Track – Japan)」って曲の表記があるんだけど・・・果たして日本盤でるのかしらん?(謎)
 (Mar. 09, 2003)

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