イタリアのプログレッシヴ・メタル・バンド PATHOSRAY の2ndアルバム。

初期 DREAM THEATER をルーツにドラマティック＆キャッチーに攻める CIRCUS MAXIMUS 型サウンドという基本スタイルは前作を踏襲。

イタリア産特有のベタなクサさやユーロ・ロック的な間の取り方、そして FAIRYLAND の新作でもその熱唱を響かせていた実力派シンガー Marco Sandron の声質が思わせる SYMPHONY X 風味など多くの魅力的なエッセンスを持ちつつも、決め手となる曲/メロディに恵まれてないのが惜しい。

　(Apr, 28, 2009)