現TEMPERANCEのMarco Pastorino (vo)を擁するスイスのプログレッシヴ・メタル・バンドVIRTUAL SYMMETRYが前作から約4年振りとなるこの2ndで日本デビュー。
そのプログレッシヴなサウンドは間違いなくDREAM THEATERの影響を受けただろうものだが、オーケストレーションを駆使した近未来そして深淵な宇宙までもを感じさせるスケールの大きさは独特の聴き応えあり。6〜9分台の楽曲を中心に、本編ラストを23分超のタイトルトラックで締めるという挑戦的な大作主義にも強く興味を惹かれる。
Jordan Rudess (key/DREAM THEATER)、Tom Englund (vo/EVERGREY)、Thomas Lang (dr)らがゲスト参加。