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HEAVENLY / Sign of the Winner (2001)

投稿日: 2001/10/20

おぉ、化けた! フランス産ながら見事なまでに初期 HELLOWEEN / GAMMA RAY 直系のジャーマン・スタイルを踏襲したメロディック・スピード・メタルを聴かせる HEAVENLY の 2nd は、前作で感じられたマイナス点を見事見克服した力作。
とにかく前作で稚拙に感じられた部分がほぼ解消されているのが高ポイントで、ヘナチョコ・ヴォイスがとっても素敵だったなすび顔シンガー Ben Sotto は、まだほんの少しだけ爬虫類的なクセがあるものの、Andre Matos 的なナイーヴさをも加味した実に堂々としたハイ・トーンを聴かせているし、やや不安要素のあった演奏面にしても、ギタリスト Frederic Leclercq が魅惑のタッチとレベルには惜しくも届かないものの充分にスリリングで煽情力のあるネオ=クラシカルなファスト・プレイを終始決めてまくっているなど、目覚しい成長の跡が見て取れる。
しっかりしたクオリティのプロダクションに支えられた、時にクワイアを伴って勇壮に突っ走る大仰でクッサイ楽曲は、冒頭のイントロダクション(これは要らないよねぇ・・・)以外は疾走疾走また疾走とひたすら飛ばしながらも、先が読め過ぎる安心が呆れに変化する直前で(たまに遅れるが/笑)予測したものに小技をちょいとプラスするという絶妙な緩急を見せていて、そのあざといまでの仕掛けには、ついつい頭を前後に動かされてしまう。
この感触は、否応無しに EDGUY と比較することが出来ると思うが、オレには EDGUY よかこの HEAVENLY の方がピンと来るなぁ。
確かにどっかで聴いたようなフレーズ満載だしすぐ先の展開も読めまくりだが、それがどうした!「二番煎じどころか六十九番煎じですが、何か?」・・・って感じ!

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