Impressions
完全復活を果たしたACCEPTが改めて高く再評価されている流れとなっている昨今だが、長年に亘ってそのACCEPTの看板シンガーを務めてきたUdo Dirkschneider (vo)率いるこのU.D.O.も全く引けを取ってはいない。
この通算15作目では、Andrey Smirnov&Kasperi Heikkinenという新たなロシア/フィンランド合同ギター・チームによる超強力なギター・パートを大きくフィーチュアして、初期の作品にも通じるプレイ面でのスリリングさを見事に回復。ただ剛健に押しまくるだけではなく、各楽曲に配されたポップでキャッチ―と言っても過言ではないメロディの妙にも唸らされる。
満足度 : 81%