Impressions
スウェーデン産ハード・ロック・バンドのこの7作目では、オリジナル・シンガーKenny Leckremoが電撃復帰。
前任のEric Grönwall時代はシャープな現代的モダンさを武器に大きく成長を重ねていたが、本作では年月を経て旨味を増したKennyの熱気を発する歌声の印象もあって、1st〜2ndで聴かせていた80年代的な空気感を少なからず取り戻したような印象。それでいて決して「原点回帰」にはならない前進感をヒシヒシと感じさせるのが、シーンのトップ・バンドたる凄みか。Dave Dalone (g)のプレイも相変わらず強烈。
それにしても、Kennyのチューバッカからイケメンマッチョへの変貌ぶりが驚きなんだけど。(笑)
満足度 : 86%