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THE SINS OF THY BELOVED / Lake of Sorrow (1998)

投稿日: 1998/12/20

わぉ! 好き好き! こーゆーの。メッチャタイプですやん!
いきなりのデス男君のディープな咆哮がギョッとさせるが、鳴咽を漏らしながら恥かしげもなく泣きまくるリード・ヴァイオリンの慟哭に、数秒後にはもうメロメロの叙情の嵐がこの身を包み込み、「あ~、もうど~にでもして~」ってヘロヘロ。
女性シンガー(ブロンド美女!)、ツインギター(2人ともヴォーカル兼任)、ツインキーボード(片割れはこれまたブロンド美女!)、そしてベース&ドラムという7人組み+ゲスト・ヴァイオリニストという超ゴージャスな編成をフルに駆使して生み出されるのは、クラシックなメタル・リフでしっかりと重量感を与えられたスロー&ダークな地平を優雅に駆け抜ける清廉なピアノの打音、その上空を舞うシンフォニックなストリングス、透き通るようなロリ声ソプラノと邪悪な迫力に溢れたロウ/ディープ系デス=グロウルが渾然一体となり展開される狂死寸前までに美麗なる暗黒絵巻。
そしてなんといってもゲスト扱いながら、完全にこのバンドの「顔」となるほど全編において大活躍のヴァイオリン奏者 Pete JohansenNEW TROLLS をも超えたかと思わせる、魂までも削らんとする名演が素晴らしい。
特筆すべきは、この手のバンドに多い「雰囲気は良いが肝心の楽曲が・・・」って問題が一切ないこと。全7曲という収録曲数ながら、すべて6分台後半から9分台後半という聴き応え満点の楽曲には、それぞれ印象的なメロディ/フックに彩られている。
中でも禁断の暗黒舞踏会に響き渡るワルツの如きタイトルトラック "Lakeof Sorrow"、そして人知の及ぶ極限とさえ思われるまでの哀しみに満ちた "Until the Dark" には、悶絶するなって方が無理ってもんだ!
「今年ももう終わりかぁ、さ~て今年のベストは・・・」とか思った途端にコレだよ。まだまだわかんないね。

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満足度 : 90
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