Impressions
あぁーあ、久々にやっちまいました。
この HERALDRY、イタリアン XaMetal の超新星とのことでまずは Web で全曲試聴してみたんだけど、華麗なキーボードを主軸に繊細なハイ=トーン・ヴォーカルがナイーヴな憂いを感じさせながらシンフォニックに疾走するこの劇的な典型的イタリアン・メタルに「コリャイイ!」って思っちゃったんスわ・・・そん時は・・・マジで・・・。
で、期待に胸を膨らませつつ速攻で CD 買ってみたら・・・サンプルん時は「きっとサンプル・レートが低いだけだと思ってたショボショボサウンドが・・・ソノママ・・・聴コエテキマシタ・・・。(合掌)
このバンドって、ツイン・ギター+キーボードを擁する5人組でベーシストのクレジットが無いんだけど、実際にベースが殆ど聴こえないんスけど・・・ヤヴァくねぇっすか?(たまに聴こえるんだが・・・)
弱々しさを発散するか細いヴォーカルも決してヘタな人ではなく唄うメロディだって悪くないし、宅録真っ青の音圧のなさを誇るギターも所々でセンス良いソロを聴かせるなど、見どころが全く無いわけではないんだけれど、ここまでドタバタな演奏を6~10分台の長尺の曲をこの音色で聴かせられると・・・やっぱ辛いッスわ、実際んトコ。
そんな微妙に地獄な状況の中で一人だけギラリと輝いているのが、鍵盤奏者の Michele Garolla。シンフォニック・アレンジにソロ・パートにと大胆にフィーチュアされたキーボード・トラックだけが、音量的にも音楽的にも他のレベルを超越しているのレス。
ワタシ・・・XaMetaler 失格・・・ナノデショウカ・・・・
満足度 : 33%