Impressions
スウェーデンのメロディック・ハード・ロック・バンド BAD HABIT の7年振りとなる 4th アルバム。
前作で感じた「A.O.R. 化した FAIR WARNING」なスタイルから大勢の変化はないものの、ところどころで目立つ今更ぁ?な90年代的ダーク&ヘヴィ風味のせいもあってか、随分と「ちゃんとハード・ロックしてる」印象だ。
力強く伸びながら侘び寂びを操る Bax Fehling (vo) の明快な歌唱と Sven Cirnski (g) のウェットなギター・ワークがリードするウォームかつ透明感に満ちた北欧ハード・ポップ/ロックは、一聴するに「あぁ~やっぱこーゆーのはいいよなぁ~」と蕩けそうになるもので、地に足の着いたアダルト風味と前述の復活したハードなフィーリングのバランスが品質高く交わる様がなんとも心地良いんだよなぁ。
ってか、Sven Cirnski ってば、その北欧のギタリストらしいテクニカルな見せ場を交えながらのコシと粘りのあるエモーショナルなプレイに聴き惚れてたら、Richard Andersson の近作 "The Ultimate Andersson Collection" でも弾いてた元 SNAKE CHARMER のその人だったんだ!?(無知 ^-^;)
(Dec. 29, 2005)
満足度 : 82%