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ARWEN / Illusions (2004)

投稿日: 2004/12/20

♂♀2人のシンガー+2人のギタリスト+2人のキーボード奏者を擁する8人組・・・という豪勢な編成自体が既に個性っぽいスペイン産メロディック・メタル・バンド ARWEN の 2nd アルバム。

DARK MOOR meets ANGRA(やや喩えが良過ぎ/汗) ってなチョイと繊細なプログレ・テイストが入ったシンフォニックなユーロ XaMetal は、路線としてデビュー作のそれを継承しつつも、前作での弱点だった大所帯ゆえのドタバタな未整理さと貧弱さを感じたプロダクション面の不安を見事に払拭した、非常に大きな成長が目に見えるナカナカの出来。

音像そのものに逞しさを司る芯の太さが宿った結果、この ARWEN の魅力である煌びやかなしなやかさに包まれた楽曲群はさらに洗練されたようだ。

そんな風に、本作はバンド ARWEN の確かな前進を感じさせる意欲作であるのは間違いないんだけど、やっぱ「まだまだ」な所も目についちゃうんだよね。シンフォ・パートに、意図的かと思う程 TV ゲームっぽい安っぽさを感じる箇所があったり、アレンジ/アンサンブルが8人組というゴージャスな編成を全く生かしきれていない凡庸なものだったり・・・つまるところは楽曲自体も「悪くない」ってレベルだったり。(汗)

♀シンガー M. Carmen Castano タン の歌唱も相変わらず出現頻度低めなんだけど、#6 "Keltia" の冒頭部での北欧フィメール・フォーク/ゴシック大爆発な悶絶感には激萌え!! 美しいスロー・チューン #11 "Lullaby" もハマっているだけに、次作では是非これら雰囲気をもうチョイ多めにフィーチュアしてくれたら嬉しいなぁ。

 (Dec. 21, 2004)

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満足度 : 78
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