独特のフィンガー・ピッキングを武器とするテクニカル・ギタリストKosta Vreto率いるギリシャ産メロディック・メタル・バンドWARDRUMの約6年ぶりの通算5作目。
デビュー以来フロントを務めていた超絶シンガーYannis PapadopoulosがBEAST IN BLACKに移籍するという痛手を負ったが、後任シンガーGeorge Margaritopoulosもなかなかの実力者で一安心。劇的かつプログレッシヴに展開しながらも3〜5分台とコンパクトにまとまった楽曲は、思わず口ずさんでしまうようなキャッチーな歌メロも手伝って非常に聴きやすい風合いに。
そしてやはり主役はKostaの魅惑のプレイ。良質のエゴに満ち溢れた激烈プレイの連続に悶えます。