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SPIRITUAL BEGGARS / On Fire (2002)

投稿日: 2002/10/20

Spice (Vo, B) が脱退、代わりに GRAND MAGUS のシンガー JBTHE QUILL, FIREBIRD のベーシスト Roger Nilsson の2人を迎え、まさに「スウェディッシュ・ヘヴィ・ロック・オールスターズ」とも言える強力な布陣となった SPIRITUAL BEGGARS 渾身の 5th アルバム。
本作も Michael Amott のエモーショナルな叙情ギター、Per Wiberg の味のあるオルガン、そして Ludwig Witt の極上にスウィングするドラムがグルーヴ感満点のヘヴィ・ロックの中で鳴り響くこれまで通りの SPIRITUAL BEGGARS の魅力を伝えるものだが、その他に新しい要素がさらに新鮮な魅力を運んできている。それは本作の最大のトピックである新シンガー JB の歌唱だ。その歌声はとにかく強力の一言。
JB のその David Coverdale 風味のソウルフルな極上歌唱は、キャッチーなマイナー・メロディが美味しい腰の据わったヘヴィ・チューン #3 "Killing Time"、メロウなアコースティック・インスト #7 "Fejee Mermaid" に導かれる DEEP PURPLE 的なダイナミックさに萌え萌えな #8 "Dance of the Dragon King"(曲名もいいね!/苦笑)、煙の中をブルージーに浮遊するソロ・パートが心地良い #10 "The Lunatic Fringe"Michael Amott が本領発揮の泣きのフレーズが炸裂する #11 "Look Back"、そして MOUNTAIN のカヴァーで Rhodes の響きがたまんない哀愁佳曲 #13 "Blood of the Sun"・・・と粒揃いのオールド・テイストなヘヴィ・ロックのその立ち位置を数ステップ上段に引き上げているのでは?とさえ思わせる程に聴き応えあり。
ただ、前作までにたっぷりと封入されていたサイケデリックかつドゥーミーなアンダー・グラウンドならではの暗黒臭がグーンと薄まっちゃったように感じるのは事実で、その点についてはちょいと残念かな。充分に楽しめはしてるんからいいんだけどさ。

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満足度 : 86
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