スウェーデン産メロディック・ハードの雄ECLIPSEの通算7作目。
2〜3年に1枚のペースで作品をリリースし続けつつ、そのスタイルを一切変えることなく洗練されたキャッチーな魅力を継続させているのはホント凄い。
近作で一部に散見されたケルティック/アイリッシュな民俗感が、Erik Martensson(vo,g)がエネルギッシュに歌う快活なメロディや各曲のメイン・テーマとしてフォーキーな魅力を振り撒くようになったのが大きな（そして嬉しい）変化。
ポップな手触りの中でMagnus Henrikssonマグナス・ヘンリクソン(g)によるギターパートが時折「いかにも北欧メタル！」な様式的表情を見せるのもこのECLIPSEの好きなところ。