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SCUDIERO / Walking Through Mirrors (1999)

投稿日: 1999/05/20

LION'S SHARE, VANDEN PLAS, WITHOUT WARNING、MARA ・・・そのテクニカル&ドラマティックな楽曲をインストパートの緊張感だけではなく「歌モノ」としてそのメロディを楽しむことができるこれらのバンド群に魅力を感じている人なら、このスウェーデンからの北欧プログレッシヴ・ハードの新星、SCUDIERO は、文句なしで最重要に要チェックなバンドとなるだろう。

テンションの効いた印象的なコードワークを放つキーボード、そしてあの手この手で曲のフックを創造するギターが、変拍子バリバリ&哀愁バリバリに絡み合いながらも、シンガー H.B.Anderson がしっとりと湿りつつも力強く中音域で唄い上げる、正統ハード・ロック(いや、“ハード・ポップ”とさえ言ってもいいかもしれない)に通じるキャッチーな歌メロ/コーラスが聴くものの心にマイルド&メロウに染み渡り、完全に「歌モノ」として楽しむことができる凄まじい代物。高品質なレコーディング・クオリティもさらに好印象だ。

哀愁美を湛えた HR チューン "Dragon's Liar"、プログレッシヴ・バンドの真骨頂を見せ付けるドラマティックな "(The Sky is Crying) Autumn Tears"(ソロ・ワークが圧巻!)、メロウで優美なる輝きを見せる珠玉のバラード "Some Things Never Change"、そしてラストを締め括る美しくもヘヴィな "Never Again" ・・・ふぅ、なんていい曲が多いんだ!!

それにしてもこのバンドを支える Fredrik Folkare なるギタリスト、只者ではない。情感を湛えたトーン&ニュアンスにこだわった、センシティブなタッチと大胆なワザを併せ持った熟練のギターワークに、オレってば秒殺されてしまいましたわ! (99/05/13)

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