Impressions

ALMORA / 1945 (2006)

投稿日: 2006/03/20

トルコのフォーク・メタル・バンド ALMORA の 4th アルバム。

笛と弦楽が民族色たっぷりに乱舞するクッサクサのパワー・メタルは、前作と同様のフォーキーな殺傷力を強力に発しながらも、交代したドラマーの技量的な問題のためか全編でドタバタ感が耳につく、前作よりも更にB級感が強い印象。

ま、それも辺境メタルならではの醍醐味だッ!・・・ってことで、女声シンガー Nihan Kiziltan タン(苗字変わった?…ってケコーン?)の素人系爽やかソプラノと Bilge Kocaarslan タン がそのお口で吹きに吹きまくる悶絶フルート、そして5人のストリングス・セクションによる弦の啼きが交錯しながら民謡フレージングを大爆発させるジプシー・メタルの味わいは自体に大きな変化はナシ。

全体的なバランスとしてメタリックなパートに比重がかかり、アコースティック・パートで味わえるべきフォークロアな息吹がちょっと減少気味なのは、前作ではそれが絶品の輝きを見せていただけに、正直ちょっとだけ物足りなさを感じはするけどね。

ゲストに迎えた本国の著名なテナー歌手 Hakan Aysev 氏が随所で炸裂させる、トリノ・オリンピック開会式での Luciano Pavarotti の如き本格テノール・ヴォイスが大きなアクセントとなっているのも、本作のトピックっしょ。メッチャ印象に残るし~。

 (Mar. 11, 2006)

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