Impressions
ブラジルのプログレッシヴ・メタル・バンド AKASHIC の、デビュー作以来4年振りとなる「生きててヨカッタ」的(苦笑)2nd アルバム。
完全に「ブラジルの SYMPHONY X」だった前作から一転、本作では聴き易さに重点を置いてバンドを進化させたかの、まさに“成熟”の二文字を感じさせるなかなかの好アルバムに仕上がった。
中心人物であるギタリスト Marcos De Ros のスリリングな激テク・ギター・ワークがリードするプログレ・メタルな装丁はもちろんそのままに、シンガー Rafael Gubert の Russell Allen (SYMPHONY X), Oliver Hartmann (ex-AT VANCE) を思わせるエモーショナルな歌声を生かした楽曲群は、今回はモロに A.O.R. メロハーな楽曲が収録されていたりとその良質のバリエーションがバンドの独自性 UP に繋がっている感じ。
相変わらずキーボードもいい仕事してマス。一応 Eder Bergozza って名を覚えておこっと。
(Dec. 09, 2005)
満足度 : 84%