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BETO VAZQUEZ INFINITY / Beto Vazquez Infinity (2002)

投稿日: 2002/01/20

アルゼンチンのベース・プレーヤ Beto Vazquez を中心としたこのシンフォ・メタル・プロジェクト、どうやら本来は地元のメンツにて活動しているようなのだが、デビュー・フルレンスとなる本作でもはや「暴挙」とも言えようカナリ大胆な作戦を取ってきた。
その作戦とは名付けて「豪華ゲスト大作戦」!(そのまんまやんけ/笑) なんとこの作品でシンガーを務めるのは、

Tarja Turunen (NIGHTWISH)
Sabine Edelsbacher (EDENBRIDGE)
Candice Night (BLACKMORE'S NIGHT)
Fabio Lione (RHAPSODY)

というなんとも贅沢な4人で、そしてドラマーの座にはあの Jorg Michael (STRATOVARIUS) が・・・と、どうしてこんな人選が実現できるのか謎は深まるばかり。(笑)
主宰者 Beto Vazquez 自身の「己」を控えめに主張するベース・ラインを押し出しながらもバランスよくクリアにまとまったドラマティックなシンフォニック・メタルのやや野暮ったいハードさと適度に和み&癒しの入ったその風合いからは、LANA LANE のメタル・サイドに近いものを連想させられる。
普段と比較して明らかに精彩を欠く Jorg Michael のお仕事感満点のドラミングは置いといて(汗)、幻想を清らかに紡ぐ Tarja Turunen、清々しさをクリアな優しさで包む Sabine Edelsbacher、純朴な叙情を吐露する Candice Night、そして勇壮に闘いに向かう Fabio Lione と、適材適所に配された4人のシンガーの働きっぷりは実に素晴らしく、それぞれのシンガーの元鞘バンドにおけるボーナス・トラック以上の充実を見せている。なんつっても TarjaSabine がハーモニーを奏でるなんてアンビリーバブルな光景も繰り広げられるし!
中でも、フルートが舞うフォーキーでトラディショナルな響きが心地よい5部構成の組曲 "Voyagers of Time" では、常日頃シンガーとして力量的に軽視されがちな Candice Night のその存在意義を見事に発揮した味わい深い歌唱を披露しているのが嬉しね。他の曲も所々ででチープに感じる部分がありつつも、決して悪い出来じゃないしぃ。
あ、2002年2月21日には日本盤も出るらしいッス。

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