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ANDROMEDA / Chimera (2006)

投稿日: 2006/01/20

スウェーデンのプログレッシヴ・メタル・バンド ANDROMEDA の 3rd アルバム。

前作 "II = I" は、そのフォーカスの比重を DREAM THEATER から PAIN OF SALVATION へと移行して進化を試みる中で、「まずはスタイルありき」と居直ったかのように肝心の楽曲がお座なりになっていた印象だった。が、本作はその進化のベクトルと彼らが本来持ち合わせた高い資質がようやく結実を見せ始めたかの、バランスの良さを感じさせる好盤に仕上がった。

やや没個性気味ながら情感に訴える多彩なエモーショナル歌唱が見事な David Fremberg (vo) と、スリリングなテクニカル・ギターワークを華麗に繰り出す名手 Johan Reinholdz (g) の存在を中心とした、主に5~7分台とプログレ・メタルとしては程よいヴォリュームの楽曲は、知的に高揚するインスト・パートにスムースに融合した“歌モノ”としてのフックを備えたメロディが耳に心地良い。

一方、自らの奥深さを模索するかのように様々な方向に拡散を見せる楽曲の中で、やっぱり「ヲヲヲ!」と身を乗り出してしまうのは、ポリ・シンセによる分散和音のテーマ・メロディがプログレ・メタル魂を爆発させる #4 "Going Under"、超絶技巧が哀愁スリルのタペストリーを織り成す #7 "Inner Circle"(Martin Hedin (key) の妙技が冴える!)らの「まさにプログレ・メタル」なタイプの楽曲なんだよなぁ。(^-^;

う~ん、今の路線も嫌いぢゃないし、このスタイルでそのうち大傑作を生み出してくれそうな気はしているんだけど、1st "Extension of the Wish" が凄まじかっただけに、どうしても ANDROMEDA にはその線を求めてしまっているのかな。。

 (Jan. 24, 2006)

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