スウェーデンのメロディック・デス・メタル・バンドARCH ENEMYの前作から5年ぶりとなる通算11枚目。
Alissa White-Gluz (vo/THE AGONIST)とJeff Loomis (g/NEVERMORE) が加わった新体制（・・・つってももう8年も前の話だが・・・）での3作目となる本作でも、Michael Amott (g)の絶妙な泣きセンスを生かしたキャッチーなエクストリーム・メタルは健在。本作ではややダイナミックなリフ感を強めた印象で、そのせいか彼らARCH ENEMYが「デス・メタル・バンド」であることを改めて思い出させる場面も少なくない。そうでありながらもオーセンティックな80sメタルにも接近しているとも感じさせるいう離れ業を成し遂げているのが凄い。
Alissaが全編クリーンヴォイスで歌い上げるオランダのPICTUREのカヴァー #12 "Diamond Dreamer" は、選曲もプレイも渋い！