Impressions
現代ブリティッシュ・ロックの至宝THUNDERの14作目。
意外なRAINBOWらしさを発するオープナー#1 "The Western Sky"をはじめ、奇を衒わぬスタンダードな出で立ちでありながら英国ロックらしいギミックも盛り沢山のハードなロックは、それをリードする力強さとナイーヴさの両面に長けたDanny Bowes (vo)のクラシックな哀愁歌唱がやっぱりメッチャ魅力的なんだよなぁ。こぢんまりしたバーの一角でプレイされているようでもあり、同時にアリーナで大聴衆を沸かせているようでもある自信と余裕に満ちたプレイ感も相変わらず素敵。
どうやら2005年の7th『The Magnificent Seventh』を最後にしばらくTHUNDERを追ってなかったみたいだから、それ以降前作までの作品もチェックしてみよかな。
満足度 : 83%