フィンランドのメロディック・パワー・メタル・バンド BURNING POINT の4thアルバム。

鍵盤奏者がドラムにパート異動し（ってスゴイなw）、これまでの作品にもゲスト参加していた名手 Pasi Hiltula (key/ex-KALMAH, ETERNAL TEARS OF SORROW) が正式に加入。持ち合わせていたクラシカルな大仰さに磨きがかかった感はあれど、地味ながらメタルのツボを突く堅牢かつ熱血な「フィニッシュ・ジャーマン・メタル」(笑) には大きな変化はなし。あ、もちろんいい意味でね。"ゴッドファーザー愛のテーマ" をモチーフにしたイントロからタイトル・トラック #2 "Empyre" への流れとかタマランし。

輸入盤には、David "Rock" Feinstein (g/THE RODS, FEINSTEIN) をフィーチュアした THE RODS のカヴァー #13 "Nuclear Skies"、Jonathan K. (vo/Q5, NIGHTSHADE) をフィーチュアした Q5 のカヴァー #14. "Let Go"、Majk Moti (g/ex-RUNNING WILD) をフィーチュアした RUNNING WILD のカヴァー #15 "Gods of Iron" ら、日本盤とは異なるボーナス・トラックを収録。

　(May, 28, 2009)