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NOCTURNAL RITES / New World Messiah (2004)

投稿日: 2004/03/20

スウェディッシュ・メロディック・パワー・メタル・バンド NOCTURNAL RITES の 6th アルバム。

剛健なエッジとエモーショナルな旋律の融合が核爆発を起こした名盤である前作 "Shadowland" と同路線の、いまや「ノクタ節」と称しても過言ではない正統的ヘヴィ・メタルは本作でも健在だ。

明快なメロディとともに疾走が飛翔する #3 "Avalon" というキラー・チューンの存在をはじめ、アグレッシヴなリフとサビメロの切なさの落差が美味しい #4 "Awakening"、曲名どおりのアラビアンなエスニック・グルーヴが揺れる #5 "Egyptica"、メランコリックなハーモニーが悶絶疾走するテーマ・メロディが最強な #7 "End of Days" などの強力な楽曲群を一聴して感じたのは、今やこのバンドの最大の魅力ともなっているシンガー Jonny Lindkvist のセクシーかつストロングな声質で歌われるエモーションが炸裂するメロディに、初期の XaMetalic な悶絶感を前作以上に強く宿らせているという点。

ただ、それを嬉しく思いつつも、前作で完成されたと思っていた柔剛のバランスが激ツボでチョー心地良かっただけに、ホントに微妙になんだけどややソフトな方向にシフトした印象の音像には、ちょっとした物足りなさも感じてみたりね。人間とは贅沢なものだ、ホント。(苦笑)

そんな感じに、求めるものが大きいだけに気になっちゃう部分も多くて、達人 Nils Norberg (g) のスーパー・プレイも、テクニックはもちろんエモーションの込め方やフレージングのセンスもトップ・クラスだと思うし実際本作でも数多くの悶絶ポイントを生み出してはいるんだけど、弾いてる顔の無表情さを想起させるどこか醒めた消極的な線の細さがコレまで同様に存在するのが相変わらず勿体無さ満点・・・。変なエフェクトもやっぱりさほど効果的とは思えないしなぁ。(^o^;

ま、そう言いつつも、聴く度に拳を力強く握り締めた両手を振り上げたりヘドバンしたりしつつ楽しめる好盤には違いないんだけどねー♪
 (Mar. 12, 2004)

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