スウェーデンのシンガーソングライターMikael Erlandsson 率いるメロディアス・ハード・ロック・バンドLAST AUTUMN'S DREAMの12th。
毎年1枚のペースでこの時期に必ずこうして作品を届けてくれる彼らは、最早“晩秋の風物詩”と呼んでもいいだろう。
“定期便”レベルの多作でありつつ、爽やかな哀愁に包まれた楽曲がマンネリを一切感じさせずにフレッシュな感動を呼び込み続ける様は驚嘆に値する。
残念ながらAndy Malecek (g)は前作から引き続き病欠、その席をPeter Soderstrom (g)が埋めているが、そのPeterの味のあるプレイも魅力十分。