Impressions
BALANCE OF POWER / Perfect Balance (2001)
投稿日: 2001/08/20
British Dramatic Metal BALANCE OF POWER の 3rd Album。
Band の新しい顔として定着した感のある Lance King の分厚い Chorus Harmony を纏ったハイ・トーン Vocal、そして Pete Southen による Neo=Classical に熱く攻める Guitar が乱舞する出来のよい楽曲、各 Member の演奏の安定した Quality、迫力ある Sound Production、幻想的な Artwork、そしておまけに恵まれたルックス・・・と、パッとしないその Band Name 以外は(汗)ほぼすべての要素が A 級の佇まいを見せている。
にも関わらず、全ッ然響いて来ないんだな。(涙)
重厚な正統派 Dramatic Metal を看板に掲げているように見えて、中途半端な Hard Pop Band が正体であるかのような一般層を狙ったと思しき変な色気の出し方(決して Catchy な Pop Feeling が聴けるからという安直な理由でなく、もっと根本的なものを感じる)や、前作でも Debut Album でも感じた「ダサさ」・・・っていうか、Break の入れ方一つにしても現代 Metal の何たるかをよく解ってない感じがするんだよね。オレだけだと思うけど。
そてにしても、ふと思ったんだけどこの Band、メチャクチャ Zero Corporation 向けじゃない?(苦笑) もし今 Label が存続してたら、絶対花形 Band だって。
ってゆーかってゆーかってゆーかぁ、同日リリースの HELLOISE となぜかジャケ被ってるンデスけど!(苦笑)
満足度 : 69%