Impressions
フィンランド産メロディック・メタル・バンドDREAMTALEの前作から約3年半ぶりとなる7th。
デビュー以来メンバーチェンジの絶えないバンドだったが、ここ数作は安定した布陣で順調な活動が続いているようで(本作ではドラマーが交代しているが...)、その結束の強さがサウンドのタイトさにもしっかりと表れている。
端正な優等生型北欧メロディック・メタルという基本ラインは変わらずも、元来のモダンな冷たさと前作でも見られたエピカルな萌芽が程好いバランスで対峙する楽曲群は(これまで同様に意外性には欠けつつも)普遍的なメロディの魅力を強く発散。
満足度 : 72%