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KILLSWITCH ENGAGE / The End of Heartache (2004)

投稿日: 2004/05/20

米マサチューセッツ州出身のへヴィ・メタル・バンド KILLSWITCH ENGAGE の 3rd アルバム。

凄絶な咆哮、そして切れ味と重量感を兼ね備えた強力リフがミステリアスな思慮深さを身に纏いながらザクザクと突撃する中、クリーン・ヴォーカルを伴って哀感たっぷりに展開するメロディック・パートが絶妙な切り込み方を見せる様は、否が応にも SOILWORK を想起させる。

が、本作で聴ける、それをさらに骨太にしたかのような音圧と気迫に満ちた強靭たるメロディック・エクストリームの信じ難いほどの完成度は、この KILLSWITCH ENGAGE が単なる SOILWORK フォロワーには決してなり得ないことを証明しているだろう。

とにかく、シンガー Howard Jones(って、どうしても80年代の British Invasion で登場した同名シンガーを思い出しちゃうんだけど/苦笑)の歌唱が、メチャンコ刺激的で素晴らしい。圧倒的な威圧感を放つ野太いデス・スクリームで音場をトゲトゲしく蹂躙しながら、一転してクリーン・トーンではふくよかな歌唱でエモーショナルなヒューマン・ノートを響き渡らせるそのポテンシャルの高さは、驚きの一言だ。攻撃的な濁声で上手く旋律感を保てる人ってスッゲー好きなんだよね。

ま、話に聞いていたようにギター・ソロはほぼ皆無なんだけど、各曲のフックの中にしっかりと練りこまれた Adam Dutkiewicz & Joel Stroetzel のコンビによる思いのほか豊潤なタッチのエモーショナルなギター・ワークがそれに代わる満足感をバッチリと運んできてくれるので、それは思ったほど気にならなかったな。ラッキー。(^^)

うん、こりゃ極上のヘッドバンギング・ミュージックだわ。いいね。

 (May. 16, 2004)

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