Impressions
SONATA ARCTICA / Silence (2001)
投稿日: 2001/06/20
誰もが待ち焦がれていたであろう Young Finnish Melodic-Speed-Metal Messiah SONATA ARCTICA の新作は、格段に成長した演奏力&表現力を持って、クッサくも整合の取れた Melody がほとんどの曲で失笑、いや疾走を重ねる期待以上の極上の Speed Metal Album。
Drum Player Tommy Portimo の叩き出す超 Tight な Beat に乗って、Jani Liimatainen と Mikko Härkin の Hi-Tech Guitar & Keyboard が Neo=Classical な Solo Battle を繰り広げる Thrilling な演奏に、表現力を別人レベルで格段に UP させてきたシンガー Tony Kakko の唄う北欧ハード・ポップのしなやかさを持ち合わせた Melody が馴染みまくる楽曲は、北欧メタルの透明感と German Metal の Upper な高揚感が好 Balance。
失笑、いや疾走 Tunes に挟まれた2曲の Ballad、"Last Drop Falls", "Tallulah" がどちらも出色の出来なのがポイント高いね。聴いてて思ったのが、これらって SKAGARAK に通じる雰囲気があるなーって。
それにしてもダントツで素晴らしい疾走曲 "Wolf & Raven" の 切ない Melody の何とタマンネーことよ!! 悶絶! もんぜつ! MON-ZETSU !!
追伸:
横で聴いてたカミさん曰く「上手すぎて消化不良」。(爆笑!)
満足度 : 93%