Impressions
HATESPHERE / Something Old, Something New, Something Borrowed and Something Black (2003)
投稿日: 2004/02/20
デンマーク産強力メロディック・デスラッシャー HATESPHERE の、新曲1曲とカヴァー2曲、そしてライヴを4曲収録した全7曲入りの企画 MCD。
爆発するリズム、切れ味良いザクザク・リフ、そして「流麗」という言葉がピッタリのメロディックなテクニカル・ソロ・・・というメロディック・デスラッシュ・バンドの必須用件を高次元で備えためっちゃイイバンドだわ。
特に、シンガー Jacob Bredahl のハイ・テンションな獣声は非常に説得力のあるもので、絶叫&グロウルはもちろん、メロディを追う時のキャッチーなダミ声が実に魅力的なのがイイ感じ。
で、本作の聴きどころはと言えば、やっぱ OZZY OSBOURNE の #2 "Bark At the Moon"、ANTHRAX の #3 "Caught in a Mosh" という2曲のカヴァーっしょ。どちらも原曲の特徴的な部分を美味くアレンジした好カヴァーなんだけど、特に前者はデフォルメされた緩急が超刺激的!
いやはや、いつか出るだろう 3rd アルバムが楽しみで仕方ないッスな。
(Feb. 06, 2004)
満足度 : 87%