Impressions
前作リリース後に3人のメンバーが脱退するという危機を乗り越え蘇生した HEAVENLY の起死回生の4thアルバム。
そんな新生 HEAVENLY のサウンドは、仮死状態だった時に冥土でどんな天啓を受けたのか、Ben Sotto (vo) の何かに目覚めたかの究極の Kai Hansen 唱法を中心に GAMMA RAY 度をハンパなく増しているのが爆笑…いや驚き。(笑) 最初聴いて思わず 「全曲 "Tribute to the Past" だ!」てな戯言が口を突いて出たもんな。(^o^;
端々にこれまでの3作からのセルフ・カヴァー的使い回しが目立ったりもするけど、離脱した Frederic Leclercq (現 DRAGONFORCE) の後任ギタリスト Olivier Lapauze の Fred とは比較にならんほど安定した(スマン Fred /汗)超絶テクニシャンっぷりに代表される新メンバー陣の高いスキルによって、バンドがこれまで以上に強靭にビルドアップされた印象は◎。なんだかんだ言って HEAVENLY 独特のナイーヴなクサメロはやっぱ好みだし。
前作に続いて日本語詩に果敢にチャレンジした #13 Spill Blood on Fire (Japanese Version)" は・・・ま、挑戦する姿勢が大事ってことで。。。
(Sep, 26, 2006)
満足度 : 84%