ロシアのフォーク・メタル・バンド WOLFMARE の1stアルバム。(改名前の前身バンド WOLFANGELS からの通算では2作目)

ヴァイオリン/チェロ、各種パイプ、アコーディオン、マンドリンなどが乱舞する土着的なフォーク・テイストとアンダーグラウンド臭を漂わすエネルギッシュなハード・ロック/メタルが融合したサウンドは、詰めの甘いB級感をプンプンと発しながらも、辺境ならではの妥協なきプログレスが「ショボいけど、凄い」という不思議な感触を生んでいる。70年代のユーロ・ロック的（もちろん辺境系ｗ）な味わいは美味しいスね。

　(Dec, 28, 2008)