Impressions
HOLLENTHON / With Vilest of Worms to Dwell (2001)
投稿日: 2001/06/20
元 PUNGENT STENCH の Martin Schirenc を中心とする、Austria は Vienna の2人組変態 Symphonic 耽美 Gothic-death Metal Project の 2nd。
迫害された異形の Creature 達の棲む古代の迷宮に迷い込んだの如き、不安と探究心が遺伝子レベルで戦いを開始せん個性的な楽曲群は、Drive する 純 HEAVY METAL な Guitar Riff に、BAL-SAGOTH, THERION ら TOP クラスの Symphonic Death Metal Bands を凌駕せん好 Sense の Adventure Movie の Sound Track さながらの Ethnic な Orchestral Arrengement が絡み、Death Grunt と Normal Voice を適所に配置しつつふくよかな Guitar の露出も忘れない、Gothic Taste をも醸し出す Dynamism に溢れたもので(説明が長い!/苦笑)、ホンットハマリ度超高し。
中でも、荘厳な Gospel Choir にリードされ、女声ヴォーカルが、そして Classical な Strings が疾走する "To Kingdom Come" は、Killer! Kiiiillllleeeerrrr!!!
そして不気味な美しさを湛えるナイス過ぎる Cover Art Work は、今年のベスト候補だしね。
ただ難を言えば、もっと聴いていたいのにたった45分では物足りないのが残念。瞬間瞬間が濃密なだけに、あっという間に終っちゃう感じ。。。
満足度 : 89%