改名〜分裂と数奇な運命を辿り続けるイタリアン・エピック・メタルの雄RHAPSODYが、そのお家騒動に終止符を打つかの着地点を見出した。バンドの創始者でありながらメンバー間の確執から本家を飛び出したLuca Turilli (g)側になんと現在はANGRAでも活躍するFabio Lione (vo)が再合流！ 気付けばアAlex Staropoli (key)を除く初期メンバー全員が集結し、もはやどちらが本家だかわからない状態に。(笑)
正直、各曲の出来は初期とは比べるべくもないが、LucaのギターとFabioのヴォーカルが揃ってこそが“RHAPSODY”なのであると改めて再確認させられるのは確か。