MR. BIG, SONS OF APOLLO, NIACIN, SKILLS, THE WINERY DOGS, DAVID LEE ROTH, OCTAVISION等のBilly Sheehan (b)を擁する米ニューヨーク州バッファローのハード・ロック・バンドTALASが前作からなんと40年ぶりとなる3作目の新録スタジオ作を発表。
1984年のライヴ作『Live Speed on Ice』にも収録されていた #1 "Inner Mounting Flame", #3 "Crystal Clear", #5 "Do You Feel Any Better" の3曲を除いては1985年頃に作られた楽曲で、Billy、Phil Naro (vo)、Mark Miller (dr)という当時のメンバーに新ギタリストKire Najdovski)を加えた布陣をもって、それらを強力な「現代のハード・ロック」として見事に蘇らせている。
なんと言っても、当時から大好きだったMarkのエモーショナルなドラミングが今も変わらず・・・どころか、更にパワーアップしている感が素晴らしい！ 同じく当時以上のエネルギッシュな熱唱で痺れさせてくれたPhilは、なんと本作のヴォーカルパート収録後に癌で亡くなってしまったとのこと・・・。R.I.P.
元メンバーMitch Perry (g/MIWA, ex-HEAVEN, MCAULEY SCHENKER GROUP) がゲスト参加。