NOVAK のアルバムでも妙技を披露していたスウェーデン人ギタリスト Daniel Palmqvist (ORANGE CRUSH) の 1st ソロ・アルバム。

マイルドなフュージョン・ロックをメインにダイナミックなハード・サイドも垣間見せるアダルトな楽曲の中、テクニカルな技を織り込みつつも終始エモーショナルなトーンで歌う Daniel Palmqvist のプレイは、Eric Johnson meets Kee Marcello なA級のオーラが漂ってくる素晴らしいもの。聞けば、かつて Johnny Öhlin (g/DIONYSUS, ex-NATION) に師事したとのこと。なーるほど、そりゃ納得。（笑）

Daniel Flores (dr,key/MIND'S EYE, XSAVIOR, FARO, SPEEDY GONZALES, FATAL FORCE etc.) をはじめ、Johan Niemann (b/MIND'S EYE, THERION etc.)、Andreas Olsson (b/NARNIA, ROB ROCK, WISDOM CALL, HARMONY, STORMWIND, DIVINEFIRE), Johannes Stole (vo,key/PEDESTRIANS OF BLUE, ORANGE CRUSH)、Kaspar Dahlqvist (key/DIONYSUS)、らがサポート。

スリルとリラックスが心地よく融合した、いいギター・インスト・アルバムだ。

　(Jun, 13, 2006)