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SECRET SPHERE / A Time Never Come (2001)

投稿日: 2001/02/20

イタリアン・クサメタラーながら、ヨーロピアン・メタルの素地に加え北欧ネオ=クラシカルな整合感が魅力の SECRET SPHERE の 2nd はクリビツテンギョウの嬉しい大進化。
劇的に向上したプロダクションによって、個々人のポテンシャルの高さが露になり、その結果、他の同系と比較して全然余裕が感じられるのが凄いところ。
Aldo Lonobile の弾くワールド・クラス一歩手前のネオ=クラシカル・テクニカル・ギターはモチロンのこと、悶々絶々シンフォ攻撃、民謡フレーヴァー、そして甘美なピアノの調べなどの武器を手に緩急豊かに思慮深く織り込んだ 4 章仕立てのコンセプト作となる本作は、ドラマティック・プログレ度大幅アップで嬉しい悲鳴が止まらない。
なかでも、サックス調の音色をフィーチュアしたアダルトな味わいを放つ "Emotions" に始まり、荘厳な "Oblivion"、キャッチーな哀愁の響きが堪らない "Lady of the Silence"、そして瑞々しく濡れる美しいバラード "The Mystery of Love" で構成された CHAPTER II が異彩を放ちながらも心に残る。
シンガー Robert Messina も、未だにちょいとヘナチョコながら、彼のもう一つのプロジェクト HEMISPHER の時とは比較にならないほどしっかりとレンジの広い歌唱で歌い上げ、特に静のパートのメランコリックな情感の吐露は「彼ならでは」と思える部分が出てきているのが好印象。
ま、欲を言っちゃえば Rob Tyrant が加入すれば無敵なんだけどなね。(核爆)

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満足度 : 88
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