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STORMLORD / At the Gates of Utopia (2001)

投稿日: 2001/10/20

イタリアン・シンフォニック・エピック・ブラック の 2nd。
壮麗なシンフォニーに飾られたドラマティックなブラック・メタルは、疾走する正統メタル・リフの上に、押し潰したデス・ヴォイスとオペラティックなクリーン・シンガロングを交互にを配した聴きやすいスタイル。
本作では、前作で表面に出て来ていたヴァイキング風味は後退させ、よりイタリアン・シンフォ XaMetal 的な色合いを濃くしてきたが、その前作 "Supreme Art of War" で確かに感じたカタルシスを、残念ながら本作では感じ取ることが出来なかった。
その理由は、本作が "Supreme Art of War" より楽曲的に劣っているという事ではなく、この STORMLORD が持ち合わせる2つの局面であるシンフォニック・メタルとブラック・メタルの両方が99年秋から2年を経て飛躍的な進化を遂げたのに対して、前作に封じ込められていた進化の萌芽の本作での成長度合いが、シーンの進化の度合いと噛み合わないほどに低かった為なのではないかと思う。
・・・と擁護しつつも、ズレまくりのリズムと今となってはチープなシンフォニック・アレンジ、そして軽い音質は正直辛いものを感じてしまう。
が、オペラ・メタルとして決して悪い出来ではない "Xanadu" などのように、それらの欠点がなければ相当にポイント高い楽曲であるはずだ・・・と思えるような魅力ある楽曲を書く能力があるバンドだと思っているので、今後も懲りずにこの STORMLORD には期待し続けたいデス。バンド名かっこいいしね。(苦笑)

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