Impressions
Finland で人気上昇中の Post Gothic Pop-Heavy Metal Band LULLACRY の 2nd。
反復する Guitar Riff 主体で単調さが目立ち、聴いててついつい飽きを感じてしまった前作から一転、充実した内容についつい顔も綻ぶねー。
Band の Master Key である、なかなかにそそられる Bitch な肉感女性シンガー Tanya 姐御の張りのある Straight な Rock Singing が耳を奪う、ノリノリに Driving する Catcy な Gothical Heavy Rock の風合いは、彼女が毎作 Guest 参加している TO/DIE/FOR に近いが、さらに Main Stream の Heavy Metal / Hard Rock 的普遍的に満ちている。
3 ~ 4 分台主体に Compact にまとめ上げた楽曲は、Long Hair の Cool な 男性陣によって Solid そして Heavy に Rolling する演奏の心地よい Energy と、Tanya 姐御によるその Looks とは裏腹なしっかりとした歌唱(時折見せる Sexy な少女っぽさが萌え萌え)で唄い上げる、元気系でありつつもどこか寂しげな哀感が対を成すなかなかの出来。
メロメロな耽美・・・とまでは行かないものの、前作には少なかった Lead Guitar の憂いの増加や、全体的を覆うしっとりとした Mellow な空気は高ポイントだな。
満足度 : 81%